2020.10.01
お月見泥棒
今夜は中秋の名月。この近郊ではお月見泥棒という行事の日です。
近所のお子様たちが「お月見泥棒。お菓子ください~」と元気にいらっしゃいます。
今年は、残念ながら高齢者が入居している当施設においては、中止とさせていただきました。
みんなごめんね・・・
来年は、新型コロナウイルス騒動も収まり、またにぎやかな「お月見泥棒」ができるといいですね!
以下 NETで検索
「お月見泥棒」
十五夜、中秋の名月用に
お供えしておいたお団子を、
子供達が盗んでOKという風習
にちなんだ行事です。
愛知県では特に、
名古屋市緑区・名東区、日進市、東郷、
長久手などの尾張東部地方で
昔から盛んで、現在に至ります。
関西地方では、奈良県、三重県四日市市、
大阪府岸和田市。
九州地方では大分県、鹿児島県。
南は沖縄まで行われています。
現代でも、年中行事の一つとして、
地域に根付いているんですね。
本州から沖縄まで、
お月見どろぼうは行われてきたようですが、
北海道では残念ながら情報を得られませんでした。
しかし、北海道でも、
「ろうそく貰い」と言われる
お月見どろぼうに似た行事があります。
主には、旧暦でいう7月7日にあたる8月7日に、
小学生程までの子供達がろうそくや、
お菓子をもらいながら町中を歩く風習です。
このように日本では、
各地域独自に子供と大人をつなげる行事が、
全国各地で繰り広げられてきたんですね。